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重野整体院


寝違え

朝起きて首が痛んだらまず「寝違えてしまった。」と誰もが思うでしょう。「寝違え」は「筋違え」とほぼ同義で使われています。たいていの場合は気が付けば治りますが、その程度はそれぞれで痛みはあるものの日常生活には支障がない場合もあるかと思えば、激痛から動けないような場合もあります。

期間も2,3日痛いような場合もあれば、どんどん痛む範囲が広がり何カ月たっても治らないような場合もあります。激痛があったり、長患いになったりしたら、とうてい単なる「寝違え」とは言っていられなくなります。 今回はそんな「寝違え」について様々な角度から説明していこうと思います。

<寝違えとは>

一般的には睡眠中の姿勢などによって首の筋肉や靭帯などに負担がかかるなどし、首の痛みをおこした状態のことを指します。まず初めによくある症状としての「寝違え」について説明していこうと思います。たいていの寝違えはこの説明のうちにおさまり自然軽快していくことが多いです。

●寝違えをおこす原因

寝違えをおこす原因にもいろいろありますが、はっきりしているのは、首(頸椎)やその周辺に過剰な負担をかけることで寝違えをおこすということです。したがって、これから説明する以外の事でも首などに過剰な負担がかかると寝違えをおこすことがあります。

  1. 首を後ろに少し反って寝るなど寝相の悪さ。
  2. 枕の高さが合わない。
  3. ストレスや疲れがたまっている。
  4. 肩こりや首こりがある。
  5. スマホ、パソコン、ゲームを日常的に長時間触っている。
  6. 飲酒してから眠りについた。
  7. 風邪をひいている。
  8. 身体が冷えた。
  9. 加齢による体の老化。
それぞれを詳しく説明していこうと思います。

①首を後ろに少し反って寝るなど寝相の悪さ。 たいていの寝違えの原因がこれになります。首を反らせて寝てしまったり、首だけをひねるようにして寝てしまうなどで、過剰な負担が首にかかることでおこります。

②枕の高さが合わない。 枕の高さと言っても様々ですが、低すぎても高すぎても寝違えがおこることがあります。枕の形状や、硬さによっても寝違えがおこることがあります。

③ストレスや疲れがたまっている。 会社や学校はたまた親子など人間関係やプレッシャーなどにストレスを感じている場合、脳にもストレスがかかることで身体を緊張状態にしてしまいます。その緊張は筋肉にも及び、首や肩の筋肉も緊張させ硬くします。そのことによって寝違えがおこりやすくなります。

他にも、ストレスや疲れの影響としては、例えば、無理な姿勢で寝ていても無意識に寝返りをうつなどして、一定の部位にだけ負担がかからないようにしています。しかし、ストレスや疲れがひどいと、姿勢の不快感を感じることができずに長時間同じ姿勢で眠り続けてしまうことがあります。それが原因となって寝違えがおこることがあります。

④肩こりや首こりがある。 元々、肩こりや首こりを持っている人も寝違えやすくなります。肩こりや首こりは③のストレスや疲れとも関連していることが多く、ストレスによる筋肉の緊張が長時間続くことで筋肉の硬くなったまま緩まらないことでこりをおこすことがあります。それが原因となって寝違えがおこりやすくなります。

⑤スマホ、パソコン、ゲームを日常的に長時間行っている。 これは最近特に多くなってきているのですが、スマホ、パソコン、ゲームでの姿勢でおこるストレートネックという首の骨の状態が問題となります。ではストレートネックとは何でしょうか? 【ストレートネック】 ストレートネックは別名スマホ首とがテキストネックとも呼ばれます。

本来、首の骨である頸椎は30~40度ほど湾曲していますが、スマホ、ゲーム、パソコンなどを操作する時のような少しうつむいたような首の姿勢によって、湾曲が少なくなりまっすぐになってしまい名前の通りストレートネック(まっすぐな首)となるのです。ストレートネックになると頭の重心もずれてしまい、筋肉や靭帯などにも負担がかかります。

首こりや肩こりをおこすようになり、神経をも圧迫するようになります。その結果、頭痛、めまい、手足のしびれ、など様々な不定愁訴をおこすようになり、自律神経失調症のような状態になることがあります。また、このような首などの負担が増すことから寝違えをおこしやすくなります。

⑥飲酒してから眠りについた。 晩酌してから眠りにつかれる方も多いと思いますが、③のところでもふれましたが、飲酒によっても就寝中の姿勢の不快感に鈍感になってしまい、無意識に寝返りを打つこともなく、無理な姿勢のまま眠り込んでしまうような場合があり、寝違えをおこす原因となります。

⑦風邪をひいている。 風邪をひいて喉や鼻に炎症がおこることで、寝違えのような症状がおこることがあります。風邪がきっかけになってリンパ節炎をおこした場合については、後の<寝違えと疾患>⑤リンパ節炎で説明しようと思います。

⑧身体が冷えた。 就寝中は体温も低くなりますが、急に寒くなったような日などに、寒さから筋肉が硬くなってしまい寝違えをおこすこともあります。

⑨加齢による体の老化。 年を重ねることでどうしても筋肉や骨なども衰えてしまいます。そのことから寝違えをおこしやすくなります。 老化自体はいたって自然なことですが、寝違えから始まって、深刻な症状をおこすこともあります。それについては<寝違えと疾患>②頸椎症・頸椎症性神経根症・頸椎症性脊髄症で説明しようと思います。

●寝違えでおこる症状

たいてい目覚めた時から痛みを感じます。首を前後左右のいずれかやまた複数方向に動かすことに痛みが伴うため、動かすことができません。首や肩がこわばることで筋肉が神経を刺激してしまうことがあり、そうなると肩、腕、手にもしびれや痛みなどがおこることもあります。

●寝違えの治療法

一般的なよくある寝違えでは放っておいても自然に治ることが多いです。寝違えによる痛みが筋肉の炎症によるものか、筋肉が緊張をおこしているためのものか、靭帯などの損傷によるものかによって厳密に言えば治療法が異なってきます。しかし、たいていの寝違いは、いずれであっても軽症であることが多いので、痛みがおこる動きを避け、安静にして回復を待つことが一番望ましいです。

自己判断で動かしたりすることで悪化させてしまうことがあるので注意が必要です。 しかし、どうしても痛みが気になったり、症状が強かったり、痛みが1週間を超えて長引いているような場合は病院などで治療を受けることも検討されると良いと思います。

●寝違えの時は首を反らせないで

首を後ろに反らせること症状が悪化したり、首への負担が増えて時には頸椎椎間板ヘルニアなどの疾患をおこしてしまうこともあるので次のような動作は避けるようにしましょう。

  1. うつぶせの状態でスマホやテレビを見たり、眠ったりしない。
  2. 電球を取り換えるなど、高い場所を見上げる作業。
  3. 美容院などの仰向けに倒れていく洗髪台での洗髪。

<寝違えと疾患>

これまでは一般的によくおこる寝違えの説明をしてきましたが、「寝違え」とはあくまで通称になります。ここからはもう少し詳しく寝違えを疾患という角度から説明していこうと思います。

●寝違えの疾患名

寝違えは「急性疼痛性頸部拘縮」「突発頸項痛」呼ばれることもあります。それらは先ほど最初に説明した、いわゆる一般的な寝違えと同じ意味を持っています。

●寝違えをおこす疾患

寝違えがおこったときに考えられる疾患には次のようなものがあります。

  1. 頸椎捻挫
  2. 頸椎症・頸椎症性神経根症・頸椎症性脊髄症
  3. 頸椎椎間板ヘルニア
  4. 頸椎偽痛風
  5. リンパ節炎
詳しくそれぞれの疾患についてみていきましょう。
①頸椎捻挫
車の追突事故にあったことのある方は「むち打ち症」とともに聞かれたこともあるのではないでしょうか?「むち打ち症」は「腰椎捻挫」の他、事故などでおこる首やその周辺の損傷の総称のように使われています。 頸椎捻挫はほとんどの場合、追突事故などの衝撃で首が鞭のようにしなることで、首の筋肉、軟骨、靭帯、椎間板、組織、血管、神経などにおこる損傷を指します。寝違えは就寝中、長時間にわたっての無理な姿勢が原因になり、事故とは程度にも違いがありますが、同じような症状がおこるので、頸椎捻挫として扱われることがあります。 頸椎捻挫には捻挫型、神経根損傷型、自律神経障害型、脊髄損傷型がありますが、寝違えを含むほとんどの頸椎捻挫は捻挫型です。

頸椎捻挫の症状・・・ 首、肩、背中の痛みや、こわばり、動かしにくさ、こりの他、腕や手にしびれや痛みなどがおこることもあります。他にも、頭痛、めまい、耳鳴り、腰痛など様々な不定愁訴がおこることがあります。事故が原因となる場合は、これらの症状が事故直後からおこることもあれば、事故の翌日にでるような場合もあります。

頸椎捻挫の治療法・・・ 首の安静を保つことがまず大事なので、病院では首に頸椎カラーを装着をすすめられることがあります。湿布や消炎鎮痛剤、筋弛緩剤なども効果的です。他にも電気治療器などを使った温熱治療や、牽引療法がとられることもあります。症状が軽快してきたら首よりも肩関節を動かすような運動から始めることで安全にリハビリが行えます。また、寝る時は枕に負担が逃がせるように横を向いて寝ると良いでしょう。寝違えでおこる捻挫型の頸椎捻挫以外の型にもこれらの治療法があてはまりますが、型や症状の深刻さによって他にも様々な治療が行われます。

②頸椎症・頸椎症性脊髄症・頸椎症性神経根症
寝違えをおこす原因の多くにこれらが関わっているとみられています。 わかりやすくするためにまず頸椎の仕組みから説明していこうと思います。

『頸椎のしくみ』

頸椎は背骨の首の部分を指しますが、骨格標本などでも分かるように、背骨はブロックごとに分かれた骨が連なることで構成されています。一つ一つのブロックごとの骨のことを椎骨(ついこつ)と言います。椎骨と椎骨は椎間板と呼ばれる繊維軟骨組織でつながれていますが、椎間板は同時に背骨にかかる負担を和らげるクッションのような働きをしています。このような背骨の働きとともに、靭帯や筋肉などによって身体は支えられています。 さらに背骨には脊柱管と呼ばれるトンネルがあり、その中を脊髄が通り、脊髄はさらに脊柱管に沿いいくつかの神経根を持ち、役割を変え枝分かれするようにそれぞれの神経を四肢に伸ばします。

【頸椎症とは】

頸椎症では加齢により椎間板の弾力が失われたり、靭帯が肥厚し硬くなるなどで、椎骨と椎骨が擦れてしまいます。それを補強するために骨が過剰に修復され骨棘(こっきょく)という棘を作ることで変形したり、骨の並びが変わったりします。これは自然な老化でおこる現象で、これ自体が病気というわけではありません。しかし頚椎症が原因となり脊髄や神経根を圧迫や刺激することで、痛みやしびれなどの症状がでることがあります。それがそれぞれ、頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症となります。加齢によることが多いのですが、生まれつき脊髄や神経根の通り道が狭いような場合もあります。 「頚椎症」という疾患名として言われるとき「頚椎症性脊髄症」や「頚椎症性神経根症」などの総称として使われるような場合もあります。 寝違えは実はこのように加齢の影響を受けておこっている場合もあります。頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症それぞれについて詳しく説明しようと思います。

【頚椎症性脊髄症】

頚椎症から脊髄に圧迫や刺激がおこることで症状がでます。

頚椎症性脊髄症の症状・・・ 脊髄を圧迫されるということは、身体の四肢に向かって広がる神経の大元が圧迫されるということになるので、寝違えのような首の痛みのみならず、肩、腕、手の他にも、ふともも、ふくらはぎ、つま先などに痛み、しびれ、感覚異常、麻痺などがおこる可能性があります。

症状は左右両側におこります。まず、手のしびれや、歩きにくさから症状がでて、次に手指で細かい作業ができなくなったりなど感覚の異常がでることが多いです。深刻になると膀胱直腸障害という、排便排尿が出にくくなったり、意図しない時に漏れてしまうような障害がおこることもあります。 寝違えや肩こりがきっかけとなって頚椎症性脊髄症がわかることもありますが、それのみではなく、同時に手足のしびれや動かしにくさなどがあると疑いが強くなるといえます。

頚椎症性脊髄症の診断・・・ 病院では主にレントゲンやMRIによる画像検査と症状がでていることとを合わせて診断されます。MRIでは脊髄の圧迫が認められても、無症状な場合もあるからです。

頚椎症性脊髄症の治療法・・・ 病院では最初は保存療法がとられます。やはり一番大切なのが患部を安静にすることになるので、頸椎カラーを装着して首を固定し負担を減らします。これだけでも改善することもあります。薬物療法としては消炎鎮痛剤やしびれをとる薬を処方されたりします。その他にも牽引や温熱療法、枕の改善などが行われることがあります。これらの治療で効果がみられない場合や痛みなどの症状が強い場合、神経ブロック注射が行われることもあります。ここまでの保存療法で効果がみられないとなると手術療法がとられることになります。また、仕事や生活に支障があるなど必要のある時は、手術を行うまでの経過を短期的に判断し、早めに行われることもあります。他にも症状が強かったり、急速に進行したような場合は直ちに手術が行われることもあります。

【頚椎症性神経根症】

頚椎症から神経根に圧迫や刺激がおこることで症状がでます。

頚椎症性神経根症の症状・・・ 頚椎症性脊髄症で説明したように、脊髄は身体の四肢に向かって伸びる神経の大元ですが、神経根はそこから枝分かれして伸びていく、一つ一つの役割を持つ神経の根元のことになります。つまり脊髄よりも限定的な役割を持つ神経になるので、症状のでる範囲も頚椎症性脊髄症よりは狭くなります。主に首、肩、腕、手、手指などに痛み、しびれ、手指の動かしにくさ、麻痺などが、左右のどちらかの片側に現れます。 頚椎症性神経根症は強い痛みやしびれがおこることもあり、寝違いのような症状をおこしたことから判明することもあります。頚椎症性脊髄症のところでも述べましたが、ただ首の痛みのみがその症状ではないので、他に肩がしびれるなどの症状があることで疑いが強くなります。

頚椎症性神経根症の診断・・・ 病院では主にレントゲンやMRIでの画像検査が行われます。頚椎症性神経根症のように上腕に症状のでる疾患はいくつか考えられるので、それらの疾患と鑑別するためにも行われます。

頚椎症性神経根症の治療法・・・ 病院では主に保存療法がとられます。頚椎症性神経根症は比較的予後が良好なので、できるだけ手術をしないような方向で治療が進められます。やはり安静が大切になるので、頸椎カラーを装着することで固定します。 場合によっては就寝時のみに頸椎カラーを装着する場合もあります。就寝時は思わぬ姿勢で寝てしまうこともあり、症状の悪化や、起床時の寝違えのような痛みなどを防げます。 薬物療法としては消炎鎮痛剤やしびれをとる薬が処方されることがあります。他にも牽引療法や温熱療法なども効果的ですが、頚椎症性神経根症の場合、「症状と付き合いながら改善をはかる」という姿勢が大切になるので、自ら、姿勢を正したり、首を反らす動作を避けたり、長時間座らないようにするなど工夫して過ごすことが効果的です。 しかし、痛みが強いような場合や、なかなか軽快しないような場合は神経ブロック注射が行われることもあります。 ほとんどの頚椎症性神経根症はここまでの保存療法で改善できますが、それでもまだ痛みが強いような場合手術が行われることもあります。

③頸椎椎間板ヘルニア
『頸椎のしくみ』でもふれましたが、椎骨と椎骨の間でクッションのような役割をしている椎間板という繊維軟骨組織があります。椎間板の中心は髄核(ずいかく)と呼ばれるゼリー状の組織でできており、これを繊維輪(せんいりん)という繊維状の組織で覆っています。

この椎間板が加齢や、日頃の姿勢、スポーツや仕事での負担、または外傷などによって変性したり負担がかかることで、髄核がとび出してしまうことがあります。これがヘルニアです。ヘルニアがおこるのは腰が多い(腰椎椎間板ヘルニア)のですが、首におこることで頸椎椎間板ヘルニアと呼ばれます。この突出した髄核であるヘルニアが神経を圧迫や刺激することで痛みやしびれなどの症状をおこします。

頸椎椎間板ヘルニアの症状・・・ 症状は頸椎椎間板ヘルニアが脊髄、神経根、神経の、どれを圧迫しているのかによって違ってきます。神経や神経根が圧迫されると首、肩、腕 手などに症状があらわれ、脊髄を圧迫されると首、肩、腕、手の他にも、ふともも、ふくらはぎ、つま先などにも症状がでることがあります。これらの単独もしくは複数の部位に、痛みやしびれ、感覚異常、動かしにくさなどをおこし、時には麻痺をおこすこともあります。主に症状は左右の片側に現れることが多いのですが、例えば、急に事故にあってひどい頸椎椎間板ヘルニアがおこったときは両手両足ともに動かせなくなることもあります。 また、まるでギックリ腰のように、ある朝突然痛んで寝違えのような症状から頸椎椎間板ヘルニアがわかることもあります。

頸椎椎間板ヘルニアの診断・・・ 主にMRIやレントゲンの画像検査が行われます。

頸椎椎間板ヘルニアの治療法・・・ 頸椎椎間板ヘルニアは、事故などの外傷で発症した時は初発時の状態で大体の経過が決まります。例えばすぐに運動機能に麻痺がでて動けないような場合で、年齢的にも20代であるなど若い場合は、迅速に手術が行われることで特に後遺症もなく経過が良好であることもあります。しかし、ほとんどの場合しびれなどが後遺症として残ることが多いです。 たいていの場合は徐々に症状が進行していくので、症状に合わせた治療が行われます。基本的には保存療法が行われます。やはり安静が大切なので頸椎カラーで固定します。薬物療法では消炎鎮痛剤やビタミン剤などが処方されます。その他にも牽引療法や温熱療法が行われることがあります。痛みが強い場合などは神経ブロック注射が行われることもあります。これらの保存療法で効果が現れないような場合は手術になります。

④頸椎偽痛風
比較的高齢の女性に多くみられる疾患です。一般的に痛風というと手足の末端の関節に尿酸がたまり激しい痛みをおこしますが、偽痛風は比較的大きな関節にピロリン酸カルシウムが沈着することで発症します。頸椎に発症することで頸椎偽痛風と言いますが、他にも膝、手首、足首、股関節などにもおこることがあります。原因は加齢、遺伝、関節リウマチなどが考えられますが、はっきりしたことはまだわかっていません。糖尿病などの生活習慣病を持つ患者に発症することも多く、それらとの関連も指摘されています。 頸椎偽痛風では首に激しい痛みをおこすので、寝違えと間違われることもあります。

頸椎偽痛風の症状・・・ 激しい首の痛みがおこることから首を動かすことができなくなりますが、首以外には症状はでません。寝違えとも間違われることもありますが、よくおこる寝違えの痛みよりも激痛であることが多く、そのため左右上下どこにも動かせない状態になることがあるので、寝違えと識別することもできるかと思われます。

頸椎偽痛風の治療法・・・ 病院では消炎鎮痛剤やステロイドなどを投与することで治療が進められます。薬が効きやすくいので、薬物療法による回復が見込めます。また、再発も少ないです。 原因に遺伝的な要素もあり予防は難しいですが、肝機能を向上させることでピロリン酸カルシウムの生成を防止できるといわれています。生活習慣病との関連もあるので、正しい食習慣を身に着けることも予防や治療に効果があるとみられています。

⑤リンパ節炎
リンパ節は首以外にも脇や鼠径部などにもあります。リンパ節にはリンパ液が流れ、ウイルスや細菌などの感染症をくい止め戦ったり、リンパ節にとどめて感染が身体に広がらないようにしたり、老廃物を流して処理したりしています。 寝違えと間違うような頸部のリンパ節炎には、急性化膿性リンパ節炎、急性ウイルス感染症、結核性リンパ節炎、亜急性壊死性リンパ節炎、ネコひっかき病などがあります。頸部のリンパ節は喉や鼻とも近いこともあり、特に感染症の影響を受けやすいです。感染症がリンパ節炎をおこすことでリンパ節が腫れたり、痛んだり、発熱をおこしたりします。寝違えでは目に見えるような腫れや発熱をおこすことはあまりないので、痛みとともにそれらの症状がある時はリンパ節炎が疑われます。 それぞれのリンパ節炎で原因が違うので次に説明していこうと思います。

【急性化膿性リンパ節炎】

咽頭炎、扁桃炎、歯周炎、中耳炎などが主な原因になります。比較的おこることの多いリンパ節炎です。

【急性ウイルス感染症】

EBウイルス、麻疹、風疹が原因になります。腫れは比較的小さいです。

【結核性リンパ節炎】

結核菌が原因になり、リンパ節の腫れが気管支を圧迫すると気管支炎をおこすこともあります。

【亜急性壊死性リンパ節炎】

原因不明です。40歳までの若い年代に発症することが多く、2、3ヵ月で自然軽快します。

【ネコひっかき病】

ネコにひっかかれたり噛まれたりした傷から細菌に感染しておこります。 リンパ節炎の治療法・・・ リンパ節炎は自然軽快していくことが多いですが、症状が強い場合は、病院でそれぞれの細菌やウイルスに対応した薬などで治療を行ったり、炎症や発熱などに対して薬などで対症療法が行われます。

●寝違えと間違えると危険な疾患

【くも膜下出血】

くも膜下出血は脳を覆う髄膜という3層の層の中のくも膜下腔という空間に脳動脈中ができ、それがある日突然破裂することでおこります。くも膜下出血によって突然死することもあります。突然死を免れても麻痺などの後遺症が残ることもあります。なんの前触れもなくおこることもありますが、前兆があったならそれを見逃さないことが重要です。 くも膜下出血の前兆では首の痛みがおこることもあり、寝違えと混同してしまわないように注意が必要です。

くも膜下出血の前兆・・・ ①頭痛 くも膜下出血のすべてにおこるわけではありませんが、「金属バットで殴られたような」と形容されるような経験したことのないような痛みがおこることがあります。激しい痛みの場合、前兆というよりか症状となり、そのまま深刻な状態に陥ることもあります。痛みの大きさは出血量によって変わるので少量の出血であれば頭痛もそれほど激しい痛みではないようです。少量の出血のうちに処置することでその後の経過を左右することもあります。

②吐き気 頭痛と同時に吐き気がおこることが覆いです。

③物が二重に見える 他にも物がぼやけて見えたり、片目だけが見えずらくなるなど、視神経に異常が現れることがあります。

④首の痛み 正確にはうなじあたりに突っ張ったような違和感を感じたり痛みを感じることがあります。 これらの前兆に気づいたり、なんとなく気になるような時は、念のために病院で検査を受けてみましょう。

<寝違えのまとめ>

単に寝違えと言っても、様々な可能性が考えられます。もちろん、ほとんどの寝違えは遅くとも1週間もすれば消失するようなものなので、いたずらに怖がる必要もありません。一般的に寝違えは、寝相はもとより普段からの姿勢の悪さや、ストレスなどが負担になることでおこることが多いようです。寝違えをおこしてしまったような時は、少し毎日の生活や姿勢を見直してみる機会にするといいかもしれません。 痛みが強かったり、痛みの他にも症状がある場合や、1週間を超えてまだ強い痛みや他の症状があるような時は、今回説明したような疾患の可能性を視野に入れ病院などで検査を受け、その上で治療を進められると良いと思います。

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