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重野整体院


足底筋膜炎について

足底筋膜炎は足底腱膜炎ともいい、特にスポーツをしている人が患うような印象のある疾患ですが、必ずしもそうではなく誰にでもおこりえます。最近では現代病として側面が取り上げられることも多く、足底筋膜炎で困っておられる方も多いことと思われます。

足底筋膜炎の症状

基本的には歩き始める時に痛みがでることが多いです。また、走ったり、ジャンプすることで痛みが増すことこともあります。痛みのでる場所についてはかかとや土踏まずをはじめ足の裏の他の箇所にでることもあります。しかし、それぞれの患者によっても症状の出方にばらつきがあります。

次に中でも症状がでることが多いパターンをまとめてみようと思います。

  • 朝起きて初めて床に足をつけ、踏み出そうとした時。
  • 長時間、電車を待っている時のように、しばらく立ちっぱなしの状態から踏み出した時。
  • 仕事などで長時間座り続けていて、急に立ち上がるような時。
  • スポーツなどで走ったり、ジャンプしたりした時の踏切時や着地時。
  • 長時間歩いている時。
  • 長時間歩き終わった後。
  • 何もしていない時。
  • 痛みを強く感じる時もあれば、あまり感じない時もあり、痛みの出方が不規則。
これらの症状の他にも偏平足になることもあります。偏平足については足底筋膜炎の原因になることもあるので後で<足底筋膜炎の原因>のところで詳しく説明しようと思います。

足底筋膜炎のメカニズム

アキレス腱は足首の後ろにある人体の中で一番強い腱ですが、元々赤ちゃんの時は、足の裏まで続いています。成長すると踵部分で痛みもなく自然に切れて骨につきます。そして、そこから足首側をアキレス腱と呼び、反対の足裏側を足底腱膜や足底筋膜と呼ぶようになります。

足底腱膜と足底筋膜は厳密にいうと腱の筋の違いがありますが、同じように腱組織として機能しており、同じような意味合いで使われています。主に足底筋膜と呼ばれることが多いので今回は足底筋膜で統一しています。

足の骨はアーチ型になっており、足底筋膜はそのアーチを弓の弦のように張って支えています。そうすることで骨のアーチに柔軟性を持つことができ、地面からの衝撃を吸収することができます。 しかし、足に繰り返し負担がかかり続けることで足底筋膜に細かい断裂がおきて炎症をおこします。これが足底筋膜炎です。

足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎の原因としての足底筋膜の酷使は、何によっておこるかをあげていこう思います。
  • マラソン、バスケットボール、テニスなどのスポーツ。
  • 仕事で立ちっぱなし。
  • 肥満体形。
  • 加齢。
  • 運動不足や加齢によるふくらはぎや足指を動かす筋力の低下。
  • 偏平足。
  • ハイアーチ。
  • ヒールや厚底靴など
運動についてはし過ぎても、しなさ過ぎても足底筋膜の負担になることがわかります。他にも、気になった方もおられると思いますが、『偏平足』と『ハイアーチ』とは何でしょうか?偏平足については耳にされたことのある方も多いと思いますが、偏平足でもハイアーチでも足底筋膜炎などの足の不調につながることがあります。

それぞれについて詳しくみていきましょう。

偏平足

偏平足とは土踏まずのアーチが正常より低く「土踏まずがない」と言われるような状態の足です。最初の方にも少しふれましたが、偏平足は足底筋膜炎の症状になることもあれば原因になることもあり、悪循環を生むことがあります。

足底筋膜炎の症状としての偏平足・・・ 足底筋膜の酷使や負担から、断裂が進みアーチが下がってしまうことで偏平足になります。徐々に進行していくため初期のうちはなかなか気づくことができません。だんだん痛みなどの症状がでてきて足底筋膜炎になり偏平足に気づくことがあります。成人してからおこる偏平足を成人偏平足と言います。特に中高年の女性に多いです。

足底筋膜炎の原因としての偏平足・・・ そもそも地面からの衝撃を和らげるためのに土踏まずのアーチはありますが、生まれつき偏平足である場合は衝撃を直に受けやすくなります。そのため足底筋膜に負担がかかり、負担が蓄積されやすくなることから、さらにアーチが低くなり足底筋膜炎をおこしてしまうようなこともあります。成人偏平足も悪循環をおこしさらに足底筋膜炎の症状を悪化させてしまうこともあります。

ハイアーチ

ハイアーチとは偏平足とは反対に土踏まずのアーチが正常よりも高くなった状態の足です。 そのため身体を支えるバランスが不安定になるので、それを補うために他の筋肉を過剰に使うことになります。そのことから足底筋膜にも負担がかかり、足への疲労感が強くなったり、足底筋膜炎になりやすくなったりします。原因としては生まれつきであったり、足に合わない窮屈な靴を履くことでおこることがあります。

足底筋膜炎の治療法

ほとんどの場合は1ヵ月から3年の間には自然治癒するといわれているますが、運動のしすぎが原因の場合と、運動不足が原因の場合では少し治療のアプローチに違いがあります。 運動のしすぎが原因になる場合はとにかく安静にし、足を休ませることが大事です。そうしながら保存療法を続けていきます。

運動不足が原因になる場合は、症状の強いうちは安静が必要ですが、ましになってきたらストレッチや運動を行いふくらはぎや足指を動かす筋肉を鍛える運動療法が重要になります。そうしながら他の保存療法を続けていきます。 どちらの場合も治療に効果がみられない時は手術になることもありますが、最近ではあまり行われることはありません。 次に具体的な治療法について説明していきます。

足底筋膜炎の保存療法・・・

【装具療法】 インソールを装着することで足底筋膜を保護します。

【薬物療法】 湿布や塗り薬で痛みや炎症を和らげます。痛み止めの内服薬が処方されることもあります。

【キセノン光治療】 近赤外線の温熱効果によって血流と組織の修復を促します。

【ステロイドの注射】 痛みが強い場合はステロイドを注射をすることで痛みを和らげます。

【体外衝撃波治療】 この方法は主に通常の保存療法で効果がみられないような難治性の足底筋膜炎の治療に用いられています。衝撃波を患部に集中的に照射することによって痛みをとり、組織を修復することができます。効果の現れ方には個人差はありますが、一般的に複数回の照射で効果が現れます。

難治性の足底筋膜炎に対しては手術が行われることもありますが、手術になると入院や投薬が必要になり回復までの期間もある程度かかります。それに比べ、体外衝撃波治療ですと入院の必要もなく、薬を飲む必要もないので、例えばスポーツ選手などはドーピングや休養期間などの心配もなく効果的な治療を行えます。難治性の足底筋膜炎の場合保険も適用されるので費用の負担も少なくて済みます。ただ、この治療機器を導入している病院がまだ少ないのが現状です。

【加齢や運動不足が原因になる場合の運動療法】 病院でも自分でできるマッサージやストレッチ、筋力強化のための運動の指導が行われることもあります。自己判断で行うことで症状を悪化させてしまことがあるので医師のアドバイスを仰いでから行うようにしましょう。

足底筋膜炎に効果的なマッサージ・・・ 椅子に座るなどし、テニスボールを足裏で転がすようにすることでマッサージ効果が得られます。

足底筋膜炎に効果的なストレッチ・・・ 足底筋膜、アキレス腱、ふくらはぎを伸ばす目的で行います。具体的には、足の指を手で持ち手前に引き寄せるなどして足底筋膜を伸ばします。アキレス腱は立った状態で片方の足を前に踏み込み、もう片方は後ろに残します。踏み込んだ足の膝を曲げることで、後ろの足のアキレス腱とふくらはぎを伸ばします。これを交互に行います。

足底筋膜炎に効果的な運動・・・ 今回は足指を動かす筋肉を鍛えるタオルギャザー練習法と、ふくらはぎを鍛える運動を説明します。 タオルギャザー練習法

①タオルを床に無造作に置きます。
②椅子などに座りタオルの端っこに足を乗せ、踵を床につけたまま足指を使いタオルをたぐり寄せます。 片足で行っても両足で行ってもいいですが、慣れてきたら片足づつ行ってみましょう。 これを足に少々疲労感がでるまで、最初はだいたい20回ほど続けるのを目標にし、どんどん回数を増やしていきましょう。

【ふくらはぎを鍛える運動】
①手すりのある階段などの段差の端に、手すりにつかまりながらつま先だけ乗せて踵は宙に浮かせます。
②まずはゆっくり踵を下げていき、そのまま10秒ほどとまります。
③次にゆっくり今度は踵をあげていきつま先立ちになりそのまま10秒ほどとまります。

②③を1セットとして10回ほど続け、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。 足底筋膜炎の手術療法・・・ 足底筋膜の一部を除去する手術になりますが、最近は少なくなっています。

足底筋膜炎で骨棘ができることも

足底筋膜炎ではかかとに踵骨棘(しょうこっきょく)という骨の棘ができ、強い痛みをおこすことがあります。足底筋膜に負担がかかり続けることで断裂がおこらないように骨が過剰に増殖し強化しようとしておこります。その骨棘が神経に触れることで痛みをおこすことがあります。ただし踵骨棘ができているからといって必ずしも痛みがおこるわけではありません。

踵骨棘の症状・・・ 歩き始める時や立ち上がる時に、踵がチクチク痛んだり、ズキッと強い痛みが走ったりします。歩いているうちに症状がましになっていきますが、深刻になると痛みが続き、歩行に支障がでることもあります。患部を押すと骨がでているのがわかり痛みます。

踵骨棘の治療法・・・ ほとんどの場合、自然治癒することがわかっているので、病院では<足底筋膜炎の治療法>で説明したように痛みが強い間は安静にし保存療法をして様子がみられます。インソールを使ったり、靴をかえてみたり、鎮痛薬や湿布などで痛みや炎症を抑えたり、加齢や運動不足が原因になっている時はストレッチや運動を行います。それでも、ひどい痛みの時にはステロイド注射を行ったりします。以前は手術が行われることもありましたが、最近ではあまり行われません。

足裏に症状のでる疾患

足底筋膜炎はかかとや土踏まずに痛みがでることも多いですが、足裏全体に症状がでることもあります。足底筋膜炎だと思っていたら実は違う疾患であったり、その疾患が足底筋膜炎に影響しているような場合もあります。 それでは足裏に症状のでる疾患の一部をあげていきます。

  • 外反母趾
  • 痛風
  • モートン病
  • 坐骨神経痛
次にこれらの疾患について詳しく説明していきます。

外反母趾

外反母趾は足の親指が人さし指の方にくの字に曲がることでおこります。親指の付け根の骨が突き出す形になり、靴にあたるなどして炎症をおこし痛みます。また、足の裏など他の部分にも痛みがおこるなどし、足底筋膜炎が同時におこることもあります。 外反母趾になりやすい足の特徴として、偏平足、足の親指が人さし指より長いことなどがあります。原因としては遺伝が最も多く、他にも先の細くて踵の高いヒールの影響や、大きすぎる靴など足に合わない靴によっておこったり、肥満や運動不足、足指を使わず足の付け根を使うような歩き方などがあります。外反母趾のこの原因は同時に足底筋膜炎をおこす原因ともなることがあります。

外反母趾の保存療法・・・ まず様々な保存療法が行われ、それでも進行したり、痛みがひどいような場合は手術療法が行われます。
①靴を作る
足に合った靴を作ることで外反母趾の改善をはかります。

②ストレッチや運動
足底筋膜炎の治療法でも紹介したようなストレッチや運動で足指やその周辺の筋肉を鍛えます。

③テーピングで矯正
テーピングで矯正して生活を送ることで、正しい歩行に必要な筋力をつけることができます。

④装具療法
患者に合ったインソールを靴に入れることで痛みを緩和させることができます。また、外反母趾専門の装具を使うことで矯正を行う方法もあります。

外反母趾の手術療法・・・ 保存療法で効果がない場合、手術療法が行われます。手術によって親指の変形を治し症状を改善させます。手術後すぐでも歩くことはできますが、しばらくはできるだけ患部に体重をかけすぎないように生活しなければならず、完全に回復するまでには2ヵ月ほどかかります。

モートン病

モートン病は足の中指と薬指の間や、人さし指と中指の間の足裏に痛みやしびれ、感覚異常、腫れなどがおこります。他の足指にもおこることがあります。その原因となるのが外反母趾の原因と同じように、ハイヒールのような踵が高くて先が細くなっているような靴や、大きすぎる靴や小さすぎる靴など足に合わない靴などです。それらによって足裏の前方に負担がかかり神経を圧迫することで症状がおこります。

モートン病の治療法・・・ 原因となっている靴の使用を控えたりやめたりすることが大事ですが、それができない場合はインソールを靴に取り付けるなどして足裏を保護し負担を減らします。他にも足指を動かし血流を良くすることで症状が軽減されます。ただし、痛みが強いときは控えておきましょう。それらの方法でもなかなか改善しないような場合はステロイド注射が行われることもあります。この注射で多くの場合、改善します。

痛風

痛風は尿酸の結晶が関節などに沈着することで炎症をおこし赤くはれ「風が吹くだけで痛い」と言われるような、激しい痛みをおこします。特に足の親指の付け根におこることが多いですが、他にも足の甲やアキレス腱、膝関節、手関節などにもおこることがあります。発作的に症状が現れますが1週間ほどで自然治癒します。しかし、発作を繰り返すことでどんどん深刻になり、関節に機能障害をおこすこともあります。尿酸が沈着し続けると痛風結節というこぶができることもあります。痛風結節は耳や肘、アキレス腱などにできることが多いです。大きさは米粒大から野球のボール大まで様々です。40代の男性におこることが多いですが、最近若年層にも増えてきています。原因はまだはっきりわかっていませんが、遺伝や体質が関与していると考えられています。そこにアルコールをよく飲んだり、肉をよく食べるなどの食習慣が影響し発症することが多いです。 痛風になることで足のバランスが崩れ足底筋膜に負担をかけ足底筋膜炎をおこすこともあります。

痛風の治療法・・・ 病院で定期的に血液検査を行いながら、薬を飲むことでで血中の尿酸値をコントロールします。痛みや炎症に対しては鎮痛剤を処方されます。他にもステロイドを注射するのも有効です。また、食習慣の改善が重要になります。痛風に影響するプリン体が多い食べ物を控え、少ない食べ物をとるようにします。痛風に対する治療を行うことで、足底筋膜炎にも改善がみられることがあります。

―プリン体の少ない食事―

焼酎、野菜、卵、ウーロン茶、チーズなど。 ―プリン体の多い食事― ビール、レバー、エビなど。

坐骨神経痛

坐骨神経痛は腰椎にある坐骨神経が何らかの原因で圧迫や刺激されることでおこります。坐骨神経は腰からつま先にまで伸びる体の中で一番長い末梢神経になり、坐骨神経が腰椎で圧迫されることで坐骨神経が伸びる場所で痛みやしびれや感覚異常などがおこることがあります。その原因ははっきりとわからないことが多いですが、わかる時は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが原因となることが多いです。

足底筋膜炎のように、踵や足の裏に痛みやしびれがおこることもあります。症状の出方が足の裏だけにでたり、または、腰に痛み太ももにしびれなど複数出ることもあります。複数出たら坐骨神経痛を疑うこともできますが。足の裏だけの場合なかなか識別が難しいことがあります。

坐骨神経痛の治療方法・・・ まず原因を特定することから行われ、原因がはっきりした場合はそれに対する治療が行われます。はっきりわからなかったと時は、坐骨神経痛の症状を改善させる治療が行われます。痛みには鎮痛剤や湿布が処方される他、コルセットを装着したり、温熱療法がとられたり、リハビリ療法がとられることもあります。自分でもできるだけストレッチや運動をして筋力を落とさないようにします。それでも痛みなどがひどいときは神経ブロック注射が行われることもあります。複数回注射しても改善がなく症状がひどくなるような場合は手術が行われることもあります。

足底筋膜炎のまとめ

足底筋膜炎は常に運動をしていても、運動不足でもおこることがあります。スポーツ選手の中でも特に長距離ランナーにおこることが多いようですが、最近では運動不足から中高年の女性にもおこることが増えています。ほとんどの場合1ヵ月から3年の間に自然治癒するので、痛みなどの症状に対する保存療法を行い治癒を促します。 自然治癒するとは言え、辛い症状と長い付き合いになることもあります。ご自分に合った付き合い方をみつけることで治癒が早まればと思います。

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