滋賀県にあるボキボキしない優しく気持ちいい整体

重野整体院


手のシビレ

手のしびれは誰にでもおこることがあるので、それほど重大に受け止めていない方もおられます。実際にそれほど心配のいらないしびれの場合が多いですが、時には深刻な病気が隠れています。

加齢に伴い手のしびれを持つ方も増えるので、お友達との会話に上がる機会も多く「私だけではないんだ。」という妙な安心感を覚える方もいらっしゃいます。が、しかし、安心するのはまだ早いかもしれません。

そもそも手のしびれとは?

手のしびれを正確に言葉で表現するのは難しいのですが、実際には手のしびれとは感覚障害や運動障害を指すようです。

【感覚障害】

ジンジン、チクチク、ビリビリするような痛みや感覚、感覚の鈍さ、冷感、熱感、患部に触れてもその感覚がないなど。

【運動障害】

四肢の動かしにくさ、例えば、手指や足指がうまく動かない、歩行がしにくい、握力が低下しているなど。

病気ではないよくある手のしびれ

この場合の手のしびれは一時的である場合と、病気の前段階である場合が考えられます。

―回復可能な一時的な手のしびれ―

例えば足のしびれのようにずっと正座をしていた時に、足の血管や神経に一時的な圧迫がおきしびれがでますが、時間が経つと回復します。

同じように、寝相によって手が長時間身体の下になり手にしびれがでることもあります。 また、普段していない動きや作業を、集中的に行った場合でも、一次的に血行が悪くなったり、筋肉が疲労したりしてしびれが現れる場合もあります。

どれも一時的でまた回復がみられるなら特に問題となりませんが、なかなか治らなかったり、手のしびれがひどい時は、何か病的な原因が考えられるので病院で検査を受けられると良いのではと思われます。

―病気の前段階かも?―

最初にもふれたように、病的な異常は見つからないけれど、老化によって軽い手のしびれがおこる場合もあります。この場合は現状では問題はありませんが、徐々に手のしびれがひどくなっていくような経過をたどると治療が必要になります。

また、仕事で同じ手指の動きを反復するなど、手指を使いすぎておこる手のしびれは、疾患の初期段階であるかもしれません。経過をよく観察しておくと良いでしょう。

手のしびれがおこる疾患

次に手のしびれがおこる原因で病的なものをあげていきます。大きく分けて末梢神経におこる障害、脊柱におこる障害、脳におこる障害が考えられます。

この順番にも意味があって、身体の末端から中枢に向かう順になります。末梢神経の障害の場合は比較的中枢から遠い神経でおこる障害になるので、その末梢神経の規模にもよりますが、限定的な範囲で症状がおこります。

脊柱の障害になると障害される部分によって限定的であったり、広範囲に症状がおこったりします。脳の障害になると、全身に様々な症状をおこしたり、時には命が危ぶまれてしまいます。

末梢神経におこる障害

―手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)―

手根管症候群の症状・・・ 手のしびれを訴える方の中でよくみられる疾患です。手根管症候群で問題となる正中神経の支配領域である親指から薬指の掌側に症状がでますが、初期段階では中指や人さし指のしびれからおこるケースが多いです。

徐々に進行していくとじわじわと広がりしびれの他痛みも感じるようになり、次第にこわばり現れます。最後には支配領域全てに症状が現れます。深刻になると、指先を使う動きがうまくできなくなってボタンをかけることもできなくなります。

そうなると掌側の親指の付け根の膨らみがやせてきてOKサインを親指と人さし指でできなくなります。 特に明け方に症状が強くなる特徴があります。手を振ったり、指を曲げたり伸ばしたりしていると手のしびれや痛みなどが緩和されます。

手根管症候群のメカニズム・・・ 手根管とは手の手首あたりにある手根骨と横手根靭帯にで囲まれたトンネルになります。そのトンネルの中を正中神経と、指を動かす腱が通っています。

正中神経とは手の親指から薬指の半分の掌側までを支配しており、その支配領域で指の繊細な感覚や巧みな動きのために重要な働きをしています。

手根管を通る腱はそれぞれ上腕や前腕から伸び、人さし指と中指まで伸びる橈側手根屈筋腱(とうそくしゅこんくっきんけん)、親指まで伸びる長母指屈筋腱(ちょうぼしくっきんけん)、人さし指から小指まで伸びる浅指屈筋腱(せんしくっきんけん)、同じく人さし指から小指まで伸びる深指屈筋腱(しんしくっきんけん)があります。

これらの腱はさらに腱鞘(けんしょう)というトンネルを持ちその中を通り腱の動きをスムーズに行っています。手根管症候群はこの手根管内で正中神経や腱に障害がおきて発症します。

手根管症候群の原因・・・ 原因は実ははっきりとはしていませんが、妊娠や出産期の女性や、更年期の女性など、女性ホルモンに急激な変化が現れ、そのバランスの乱れから腱鞘がむくんだり、むくみによって滑膜炎という腱の炎症をおこすためではないかと考えられています。

他にも、手の酷使、骨折や怪我など外傷や、透析、腫瘍、糖尿病、痛風などによる滑膜炎が考えられます。腱鞘にむくみや滑膜炎がおこると、手根管内に内圧がかかり正中神経が圧迫を受けその支配領域に手のしびれなどが現れます。

手根管症候群の治療法・・・ 安静が大事なので病院では固定具で行うシーネ固定が行われます。痛みに対しては消炎鎮痛剤、湿布や塗り薬が処方されたり、強い症状には注射が行われることもあります。

深刻になると手術が検討されますが、最近の手術では内視鏡などで負担の少ない手術が行われます。

―肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)―

肘部管症候群の症状・・・ 手のしびれをおこす末梢神経の障害の中で、肘部管症候群は手根管症候群に次いでよくみられます。最初は小指と薬指の小指側の側面にしびれがでます。

特にこのしびれは起床時に現れます。進行すると感覚が鈍くなり、手指が動かしにくくなります。手の甲の骨の間や、掌の小指側の手首の上のふくらみが筋肉が落ちてやせてきます。

また、小指と薬指の関節に鉤爪変形(かぎづめへんけい)という指が曲がったままで伸ばせなくなる変形がおきて日常生活にも支障がでます。

肘部管症候群のメカニズム・・・ 肘部管症候群では尺骨神経(しゃっこつしんけい)が問題になります。尺骨神経は手根管症候群で問題になった正中神経、後で説明する橈骨神経と並び、腕を走る大きな血管になります。

尺骨神経は脊髄から分かれ、肩から肘までの上腕にある上腕骨の下部の内側上顆(うちがわじょうか)という肘の内側の骨の出っ張りを通ります。

そこには尺骨神経構という尺骨神経が通る切込みのような溝があり、尺骨神経はさらにその下部で、滑車上肘靭帯(かっしゃじょうひじじんたい)とオズボーンバンドというトンネルをくぐります。

この溝やトンネルなどが肘部管になります。尺骨神経はそこからさらに肘から手までの前腕にある尺骨に沿って走り小指や、薬指の小指側の側面の先の方まで伸びます。

肘の内側の肘部管におこる障害から尺骨神経が牽引、絞扼、圧迫されたりして手のしびれなどの症状がおこります。

肘部管症候群の原因・・・ 肘を曲げた時に、尺骨神経は牽引を受けて尺骨神経構で擦れます。また、滑車上肘靭帯やオズボーンバンドも牽引の負担や圧迫を受けやすいです。

頻繁に肘を使ったり、慢性的な負担から骨棘(こっきょく)という骨の棘ができたり、ガングリオンというコブができると、肘部管で圧迫がおこり手のしびれなどの症状がでます。また、骨折や老化による骨の変形から尺骨神経の牽引がおこる場合もあります。

肘部管症候群の治療法・・・ 頬杖をついたりなどの肘を曲げる動作をしないようにします。病院では手のしびれなどに対する消炎鎮痛剤などの投与でようすがみられますが、それでも手がやせたり変形がおこるなど症状が進行していくような場合は手術が検討されます。

手術では尺骨神経構から尺骨神経を外して前に移したり、靭帯の切除、ガングリオンの切除など原因に応じておこなわれます。

―橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)―

橈骨神経麻痺の症状・・・ 橈骨神経麻痺は別名Saturday nighit palsy(土曜の夜の麻痺)と言って少し照れてしまうような名前がつくように、パートナーを腕枕して眠る行為から、腕を通る橈骨神経の支配領域の親指と人さし指の間の水かきや、その周辺の手の甲側にしびれや感覚の鈍さが現れます。また、手指や手首が伸ばせなくなる下垂指や下垂手がおこります。

橈骨神経麻痺のメカニズム・・・ 橈骨神経は腕を走る大きな神経になり、頚椎からでて鎖骨、腋の下を通ると上腕の外側を走り前腕外側を橈骨に沿って走り、親指と人さし指の間の付け根の手の甲側に向かって伸びます。この部分で障害がおこると橈骨神経麻痺がおこります。

橈骨神経麻痺の原因・・・ 腕枕のようにパートナーの頭とベッドの間で腕が圧迫を受けることが原因で手のしびれなどが現れます。腕枕以外でも、自分の頭を腕にのせたり、何かによりかかって寝てしまいおこる場合もあります。

普段ならそのような場合でも寝返りで解消されますが、飲酒やストレスなどが原因となって、正常な寝返りができない時におこりやすいです。

他にも、腕の筋肉を激しく使いすぎて上腕と上腕骨の間で圧迫されて手のしびれなどの症状がおこる場合もあります。

橈骨神経麻痺の治療法・・・ 手術の必要はほとんどなく、早めにメチルコバラミンなどの薬を服用し、患部をできるだけ温めて過ごすと1~3ヵ月ほどで回復します。

―胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)―

これについては他で詳しく説明していますので簡単にだけふれます。 吊革をつかむような腕を上にあげる動作で手、腕、肩、肩甲部などに痛みやしびれをおこします。

進行すると握力の低下など運動障害も現れます。腕や手に向かう腕神経叢(わんしんけいそう)と鎖骨下動(静)脈が、胸郭の出口である鎖骨の周辺で牽引や圧迫を受け症状がでます。

これまで説明してきた手のしびれをおこす末梢神経障害の中では圧迫箇所が中枢に近いので比較的広範囲に症状がでます。

なで肩の女性や、上肢で反復的な作業をする人によくみられ、他にもストレスの影響もあるのではないかと考えられています。保存療法でも回復できますが、深刻な場合はまれに手術が行われます。

―頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)―

これについても他に詳しく説明していますので簡単にだけふれます。 症状は胸郭出口症候群とほとんど同じで今回のテーマである手のしびれの他、肩甲骨を含めた上肢に痛みやしびれなどの症状がでます。

胸郭出口症候群ではその症状をレントゲンなどで客観的に見れますが、頚肩腕症候群でははっきりした検査結果が得られません。

そのため同じように上肢に症状がでる疾患のどれにもあてはまらない場合頚肩腕症候群と診断されます。主に仕事などでの反復的な作業が原因とみられますが、ストレスなどの精神的な要素が大きく影響します。

保存療法を行いながらストレスの解消をはかるなどして回復を目指します。

―透析アミロイドーシス―

透析アミロイドーシスの症状・・・ 長期間透析を続けている患者の手の正中神経の支配領域である親指から薬指の半分に、手のしびれや痛みがおこります。

また、親指が動かしにくくなったり親指の付け根のふくらみがやせたりなど手根管症候群のような症状がでます。他にも手首や肩にもこわばりがみられます。これらの症状は特に透析をしている時や夜間に現れます。

透析アミロイドーシスのメカニズム・・・ 長期間透析をしているうちにベータ2ミクログロブリン(β2-MG)というたんぱく質が骨や関節に沈着します。

一度沈着するとそこに溜まっていきやすくなります。沈着したβ2-MGはアミロイドという物質になって、水分にも溶けなくなり症状をおこすようになります。

透析アミロイドーシスの原因・・・ 長期間の透析でβ2-MGが尿に排出されなくなり、血中にとどまることが原因となります。

透析アミロイドーシスの治療・・・ 難治性で有効な治療法はまだ確立されていませんが、症状の進行をゆるめたり、予防することはできます。それには、高性能の濾過装置で透析や血液濾過透析を行ったり、腎移植などがあります。

脊柱におこる障害

―頚椎症(けいついしょう)・頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)―

頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアは頚椎での神経の圧迫や刺激によっておこりますが、頚椎症は神経の圧迫がおこる所によって、変形性頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症にとなります。

頚椎症・頸椎椎間板ヘルニアのメカニズム・・・ 頚椎症のおこる頚椎とは、背骨を脊柱とも言いますがその首の部分です。脊柱は椎骨と言う骨が連なってできています。

椎骨と椎骨の間には椎間板という軟骨組織がクッションのような役割をして、椎骨の後方の椎間関節や靭帯などとともに椎骨同士をつなげて支えています。

脊柱の中には脊柱管という脊髄が通るトンネルがあり、脊髄はさらに脊柱を神経根とし次は末梢神経として椎骨と椎骨の隙間から出て、様々な部位に伸びていきます。

頚椎で椎骨と椎骨の間が狭くなって、骨棘が現れるなどしておこるのが変形性頚椎症、それからさらに神経根が圧迫されると頚椎症性神経根症になります。

脊柱の中の脊髄が圧迫を受けると頚椎症性脊髄症になります。椎間板が突出し神経根や脊髄を圧迫すると頸椎椎間板ヘルニアになります。手のしびれは変形性頚椎症以外でおこります。

頸椎症・頸椎椎間板ヘルニアの原因・・・ 加齢が原因となって、椎間板に弾力が無くなったり、靭帯などにも老化が及びおこります。また、生まれつき椎骨の間や脊柱管が狭いなどの原因も考えられます。

また、後ろに首を反らせる動作から頸椎に負担がかかり発症する場合もあります。老化や骨の変性などがあっても症状がでない人もおり、症状がでるかどうかには個人差があります。

頸椎症・頸椎椎間板ヘルニアの症状・・・ ほとんどの場合身体の片側に症状がでます。

〇変形性頸椎症の症状 頸椎症の中で最もよくおこるタイプです。首の痛みや肩のコリなど局所的に症状がでます。
〇頚椎症性神経根症の症状 首や肩のコリの他、手のしびれをはじめ腕、首、肩に痛みやしびれなどがでます。特に首を後ろに反らせると強い痛みが走ります。上肢の筋力が低下することもあります。
〇頚椎症性脊髄症の症状 首や肩のコリの他、手のしびれをはじめ、上肢、または、下肢にも痛みやしびれなどが現れます。運動障害も現れ足がふらついて歩きにくくなったり、箸がうまく持てなくなったりします。もっと深刻になると排泄障害がでます。
〇頚椎椎間板ヘルニアの症状 ヘルニアにより神経根が圧迫されている場合は、手のしびれや痛みなどの上肢の感覚障害や運動障害が出ます。脊髄が圧迫を受けると上肢のみならず下肢にも感覚障害や運動障害、深刻になると排泄障害がでます。

頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアの治療法・・・

〇変形性頚椎症の治療法 病院では痛みに対して鎮痛剤を服用したり、温熱療法や運動療法などの保存療法がおこなわれます。痛みがでる動きは避けて、できるだけ首や肩をほぐす体操を行います。

〇頚椎症性神経根症の治療法 頸椎カラーをつけて痛みがでる動きを避けて薬物療法などの他、強い痛みには神経ブロック注射が行われます。

これらの保存療法でほとんどの場合手のしびれなどもなくなり自然治癒しますが、症状が強い時は神経根の圧迫を取り除く手術が検討されます。

〇頚椎症性脊髄症の治療法 歩行障害や排泄障害が起こっている時は、直ちに精髄への圧迫を取り除く手術が行われる場合もあります。

まだそこまで進行していない場合は、頸椎カラーの装着や薬物療法や温熱療法、強い痛みには神経ブロック注射などの保存療法を行います。

〇頚椎椎間板ヘルニアの治療法 圧迫が神経根にあるか脊髄にあるかで対処法が分かれます。 神経根に圧迫がある場合は、頸椎カラーの装着や薬物療法、神経ブロック療法などの保存療法が行われ、症状が深刻な場合は手術となります。

脊髄に圧迫がある場合は、歩行障害や排泄障害など重篤な症状がある時は、直ちに手術が行われることもあります。深刻ではない場合は神経根症で説明したような保存療法がおこなわれます。

手術法としては、ヘルニアを取り除く手術や、脊柱管を拡大する手術があります。

脳におこる障害

―脳卒中(のうそっちゅう)―

脳卒中は脳血管障害の事を指し、その代表的なものは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血です。

〇脳梗塞(のうこうそく) 脳梗塞の症状・・・ 脳梗塞でおこる手のしびれは身体の片側にでますが、他にも手足や、顔のどちらか半分にしびれや麻痺がでたり、片方の目が見えなくなったり、ものが二重に見えたり、ろれつが回らなくなったり、言葉が出てこず人が話す言葉の意味も理解できなくなったり、立ち上がることができなかったり、フラフラしたりします。

また、後遺症として片麻痺や言語障害など様々ありますが、手のしびれや足のしびれが残ることもあります。

脳梗塞のメカニズム・・・ 脳の血管が詰まり血流が極端に低下して、酸素や栄養が脳にいきわたらなくなった状態が続くと脳の組織が壊死してしまいおこります。

脳梗塞の原因・・・ 最近では脳梗塞の原因によってラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症の3つに分類し、適切な治療や予防が促されています。

ラクナ梗塞は主に加齢と高血圧、アテローム血栓性脳梗塞は主に加齢、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、心原性脳梗塞症は主に心房細動、リウマチ性心臓弁膜症、心筋梗塞が原因となります。

ラクナ梗塞がよくみられますが、最近ではアテローム血栓性脳梗塞や心原性脳梗塞症が増えつつあります。

脳梗塞に治療法・・・ 普段ではありえないような手のしびれや片方の麻痺、意識障害などの前兆症状に気づいたら直ちに救急車などで病院に行きます。

梗塞がおこってから時間が経つほど脳へのダメージが広がります。脳のダメージを最小限に抑えると後遺症も軽くなります。

脳梗塞による死亡率は昔に比べると低くなりましたが、少しでも後遺症を少なくして早期に社会復帰ができるように、早めの治療が重要になります。

脳梗塞の予防・・・ 脳梗塞の原因となる疾患の治療を行います。また、その原因には喫煙、飲酒、肥満、ストレスなど生活習慣が大きく影響します。生活習慣の改善が予防にとって重要です。

〇脳出血(のうしゅっけつ) 脳出血の症状・・・ 突然、頭痛、吐き気、嘔吐などが現れ、片方の手がしびれる他、足にもしびれや麻痺がおこります。これに加えて出血がおこる場所によって特徴のある症状がおこります。

被殻出血(ひかくしゅっけつ)では感覚障害が強く出て、皮質下出血では片目や両目で視野の半分が見えなくなる半盲や失語、橋出血(きょうしゅっけつ)では意識障害や瞳孔が縮む縮瞳、小脳出血では回転性のめまい、頭痛、嘔吐などがみられます。

また、やはり後遺症として片麻痺などの他に、手のしびれもみられます。

脳出血のメカニズム・・・ 脳の血管が破れ脳に出血が広がって発症します。出血によって血が溜まりコブになると血腫と言い、この血腫が大きくなり脳ヘルニアをおこすとより重篤になります。

脳出血の原因・・・ 一番の原因となるのは高血圧です。他にも動脈硬化、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、脳の外傷などが考えられます。

脳出血の治療法・・・ 脳卒中すべてに言えることですが、意識障害や、麻痺、嘔吐などの脳出血の症状がおこったら、直ちに救急車などで病院に行きます。早めに対応することでダメージが少なくなります。

脳出血の場合、嘔吐することが多いので、気管に詰まらせたりしないように、麻痺してる方を上にして横に寝ころんで救急車を待ちます。

脳出血の予防法・・・ 高血圧がある場合は薬などで適切にコントロールしましょう。高血圧のコントロールが広く普及し最近では脳出出血の死亡者数が減っています。

〇くも膜下出血 くも膜下出血の症状・・・ 「突然バッドで殴られたような」と形容される、非常に強い頭痛がおこります。手のしびれなどの、手足の麻痺や感覚異常などは他の脳卒中に比べて少ないですが、脳動脈瘤から小さな出血がおこっている場合は、強い頭痛とともに手のしびれや、足の麻痺などがおこる場合もあります。

そのような場合は強い頭痛でも手持ちの鎮痛剤で痛みがおさまることもあり発見が遅れる場合があります。このまま発見が遅れると少しづつ動脈瘤が成長し、大きな脳動脈瘤になってしまいます。

脳卒中の中ではおこる頻度が少ないものの脳動脈瘤の破裂がおこると生命が危ぶまれるなど危険度が高いです。 また、一度破裂した脳動脈瘤は再破裂しやすく、再出血のダメージはより深刻になるので、しっかり治療を受けることが命を守るためにも大切です。

一度目の出血から24時間は特に注意が必要です。また、手のしびれなどが後遺症として現れる場合があります。

くも膜下出血のメカニズム・・・ 脳は表層から硬膜、くも膜、軟膜の3層の膜で覆われていますが、そのくも膜の下のくも膜と軟膜の間のくも膜下腔という脳脊髄液が循環している層で、血管が破れて出血しおこります。

くも膜下出血の原因・・・ 原因の9割ほどが脳動脈瘤の破裂です。他にも脳血管の壁が裂けて出血する脳動脈乖離(のうどうみゃくかいり)、脳血管の奇形から出血することもあります。

くも膜下出血の治療法・・・ たいてい強烈な頭痛から始まるので迷うことなく救急車が呼ばれることが多いです。症状のところでもふれましたが、小さい出血の場合でも強い頭痛が現れたり、手のしびれや麻痺などがおこる場合もあるので、たいてい異変に気づくことができると思われます。

とにかく、病院での治療を早く始めることが大切です。手術では再出血を避けるために血流を止め脳動脈瘤が成長しないようにします。

手のしびれが気になる時の診療科は?

手のしびれが何を意味しているのかなかなか自分では判断できません。手のしびれは脳卒中のような重篤な病気でもおこるので、あまり過信もできません。

今回の記事でできるだけ多くの皆さんの参考になるように様々な手のしびれの紹介をしましたが、決して診断ができるわけではありません。

たいていの手のしびれは総合診療科、整形外科、神経内科、脳神経外科のどれかの範疇であると思われます。気になる方は、まず受診してみましょう。

手のしびれのまとめ

手のしびれという一つの症状が、様々な原因によっておこります。今回紹介した以外にもまだまだ考えられます。

手のしびれだけに限定して症状がおこっているような場合は、つらい症状ではありますが命にかかわるようなこともなく、治療も比較的簡単に行えますが、脊柱や脳におこる障害が問題になると、手術になってしまうような場合も高度な技術力のいる繊細な手術になりますし、脳におこる障害では生命に危機が及ぶこともあります。

ポイントとしてはやはり手のしびれの他にも複数の症状が広範囲にでている場合は注意が必要と言えるでしょう。気になる場合は早めに受診しましょう。

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